名前が決まるまでorigin of the name

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平成13年の春、いわき市役所に1つのセクションが産声をあげました。「文化交流施設準備室」と呼ばれるその組織は、文字どおり、文化交流施設を準備するためにできたわけですが、それから数年間はこの「文化交流施設」という仮称で呼ばれることになります。


時は流れて平成18年。工事が始まり、どんどん施設ができるのが見えてくるとともに、仮の名前ではなく、もっと素敵な名前で呼んであげたい。こうして、正式名称と愛称の募集を開始しましたが、その道は平坦なものではありませんでした。

市内の公共施設にポスターやチラシを掲示したり、ホームページを開設して、そこで募集したりしていましたが、受付開始当初は応募が伸び悩みました。
そこで私たちは「市内から市外へ」「公共施設から民間施設へ」「受動から能動へ」の3つのスローガンを掲げ、幅広い皆さんに応募を呼びかけていくことになりました。

まずは、市内外の文化ホールやスーパーマーケットなどに広報の協力を依頼するとともに、7月16日の第1回小名浜港スーパースプリントトライアスロン大会を皮切りに、各地区のいわきおどり、いわき小名浜港花火大会、平七夕まつり、はたまた高校の文化祭と人が集まりそうなところに出没しては、名称募集のうちわを配って歩きました。その甲斐あってか、締め切り日には3,000件を超える応募をいただきました。

ところで、いわき市には「いわき市公共施設名称検討委員会」という組織があります。平成8年に発足したこの委員会は、「公共施設の名称について、本市にふさわしい、明るい感覚で市民に親しみと共感を与え、さらにはいわき市のイメージアップが推進できる名称を検討するため」、市民の代表の方々に委員になっていただいています。


正式名称についてはこの委員会で決定するとしても、愛称についてはもっと幅広い人の意見を反映させて決定することはできないか、例えば、この施設がグランドオープンする平成21年に二十歳になる年代の人たち(当時の高校2年生)に投票で決めてもらうことはできないか、という事務局の思いに対して、名称検討委員会からは次のように答申されました。

  • 正式名称 いわき芸術文化交流館
  • 愛  称 10点 (すでに同種の施設で使用例があるものは除くこと)

こうした結果を受けて、各学校の校長先生にお願いしたところ、時期的に修学旅行で忙しいにもかかわらず、高校2年生の投票を快く引き受けていただき、愛称候補の10点のうち、全国の文化施設等ですでに使用されている5点を除いて投票した結果、「ALIOS/アリオス」が僅差で他の候補を上回りました。

その後、開館に向けての準備の中で、(1)当館のイメージを確立するため、正式名称と愛称を別々に表現するよりも、統一した方がシンプルで覚えやすい (2)子どもからご高齢の方々まで、より幅広い年代の市民層に親しんでいただくため、ALIOSという英語表記は、なるべく前面に出さない方が良い (3)東京や全国に向けて当館の存在や魅力をアピールする上で、「いわき」という都市名との併記が不可欠となる、という3つの視点から、原則として『いわき芸術文化交流館アリオス』と表記し、スペースの関係等でさらにシンプルにすべき場合は「いわきアリオス」と略称することとしました。

愛称投票結果

■ALIOS/アリオス
866票
Art(芸術)、Life(生活)、Information(情報)、Oasis(憩いの場)、Sightseeing(観光)の頭文字。
■クルトゥーラ
468票
イタリア語でCulturaは文化の意味を持つ。ルネサンス文化を創造したイタリアのような活発な活動を期待。
■セグ
274票
cultural exchange garden〜文化交流の庭〜の頭文字。ワンセグなどでおなじみのセグとも兼ねあっている。
■ピアッセ
811票
「ピア」は英語で仲間。老若男女に捉われず「音楽」で心持ちを一つにして欲しいという祈りを込めている。
■ミュウホール
636票
いわきのキャラクター「ミュウ」と音楽の「ミュージック」から発案した。

※生徒数4,038名、回収数3,095点(回収率76.6%)、無効40点

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