【受賞報告】いわき芸術文化交流館アリオスと「んまつーポス」による「おでかけアリオス 身体表現ワークショップ」が「キッズデザイン賞」を受賞しました

んまつーポスキッズデザイン賞

いわき芸術文化交流館アリオスと、宮崎県宮崎市を拠点に活動するクリエイティヴ・ダンス・ユニット「んまつーポス」が、平成25年度(2013年度)から市内の小中学校で実施してきた「おでかけアリオス んまつーポス 身体表現ワークショップ」の取り組みが、「第11回キッズデザイン賞」(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会、後援:経済産業省、消費者庁、内閣府)の「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」を受賞しました。

この受賞は、いわき市に来るたびにまちを堪能しながら子どもたちのためにプログラムを考えてくださる「んまつーポス」の皆さん、宮崎大学教育学部准教授の高橋るみ子先生のご尽力はもちろん、彼らのワークショップを嬉々として受け、我々が考えもつかない表現を見せてくれるいわきの子どもたち、そして学校関係者の皆さんのパワーがあってのことだと考えております。受賞の報告をさせていただくとともに、皆さまのこれまでの支援に厚く御礼申し上げます。

1.受賞概要
〔受賞団体〕んまつーポス(特定非営利活動法人MIYAZAKI C-DANCE CENTER)
      宮崎大学教育学部高橋るみ子研究室
      いわき芸術文化交流館アリオス
〔受賞作品名〕「現代芸術的体育からの復興」
〔受賞部門〕子どものたちの創造性と未来を拓くデザイン部門
〔受賞カテゴリー〕復興支援

2.キッズデザイン賞について
「子どもが安全・安心に暮らす」「子どもが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」ための製品・建築・空間・サービスを、広く社会へ伝えることを目的として、平成19年(2007年)に創設された顕彰制度です。

3.いわきアリオスと「んまつーポス」の取り組みについて

当館では、開館前年度の平成19年度(2007年度)から市内の小中学校に芸術家が訪問する「おでかけアリオス」事業を展開してきました。加えて震災後の平成25年度(2013年度)からは、顕在化する地域課題に対して、芸術を通してより実質的な貢献を果たすための一つの方策として、主に児童数の少ない小中学校の子どもたちを対象に、年間数回程度アーティストが継続的に訪問し、創造活動を行う、新しい形の「おでかけアリオス」に取り組んでいます。

そのアーティストに採用したのが、宮崎大学教育学部で体育教師になるための教育を受けながら国際的なダンサー活動を行ってきた異色の3人組「んまつーポス」です。同ユニットは、昨年度までの4年間で、市内9校の小中学生221人に対して「身体表現ワークショップ」を行い、コミュニケーション能力や創造力の向上などにおいて著しい成果を上げてきました。

んまつーポス キッズデザイン賞

その一連の取り組みをまとめ、「現代芸術的体育からの復興」という作品名でキッズデザイン賞(復興支援カテゴリー)に応募し、今回の受賞となりました。

4.「んまつーポス」プロフィール

児玉孝文・みのわそうへい・豊福彬文の3人による、クリエイティヴ・ダンス・ユニット。
2006年より、アート空間に 体育(からだを育む思想)を展示・上演する試み(現代芸術的体育)を日本国内外で積極的に実践している。スポーツと芸術の境界域をそれぞれの先端と捉え、宮崎大学大学院を修了し、今も“大学の知”と連動した教育・研究活動を行っている。YOKOHAMA DANCE COLLECTION ファイナリスト(『金の羽毛を持 つトカゲのためのポスター#4』)2008、『はやくお家に帰ったら!』2011、『Hurdle』2012)。日本では、北九州芸術劇場、十和田市現代美術館、金沢21世紀美術館、坂本善三美術館、霧島アートの森、六本木アートナイト、いわき芸術文化交流館アリオス、横浜赤レンガ倉庫1号館等で多彩に活動している。国内では、6カ国25都市(エストニア、韓国、中国、台湾、香港、イギリス、ルーマニア)で作品を発表(招聘)。

文部科学省「児童生徒のコミュニケーション能力の育成に資する芸術表現体験」(平成23~29年度)や文化庁「次代を担う子どものための文化芸術体験事業 派遣事業」(平成22~29年度)等の派遣芸術家。いわき芸術文化交流館アリオスの主催事業「おでかけアリオス」には、平成25年度(2013年度)から講師として参加し、今年で5年目。計9校の子どもたち、地域の皆さんと交流を深めているほか、いわきアリオスの自主公演「アリオス・キッズルームシアター」、「いわき街なかコンサート in TAIRA」にも毎年出演している。

5.んまつーポスの「おでかけアリオス 身体表現ワークショップ」実施校

んまつーポス キッズデザイン賞

2013年度(平成25年度)
 学 校:いわき市立小白井小学校・中学校
 実施期間:6月~10月 計6回
 対 象:小学2年生~中学3年生 計7名

2014年度(平成26年度)
 学 校:いわき市立大野第二小学校
 実施期間:5月~7月 計3回
 対 象:小学1年生~6年生 計37名

 学 校:いわき市立好間第四小学校
 実施期間:7月~11月 計6回
 対 象:小学1年生~6年生 計43名

2015年度(平成27年度)
 学 校:いわき市立湯本第三小学校
 実施期間:6月~9月 計4回
 対 象:小学2年生 37名

 学 校:いわき市立大浦小学校
 実施期間:8月~12月 計4回
 対 象:小学3、4年生 計59名

2016年度(平成28年度)
 学 校:いわき市立湯本第二小学校
 実施期間:7月~12月 計6回
 対 象:小学2年生 32名

 学 校:いわき市立川前小学校・中学校
 実施期間:7月~10月 計5回
 対 象:小学4年生~中学3年生 計6名

2017年度(平成29年度)(実施中)
 学 校:いわき市立久之浜第二小学校
 実施日:5月23日、6月20日、9月7日、10月24日 計4回
 対 象:小学1年生~6年生 計21名

 学 校:いわき市立草野小学校 絹谷分校
 実施日:5月23日、6月19日、9月7日、10月24日 計4回
 対 象:小学1年生~4年生 計15名

 学 校:いわき市立宮小学校
 実施日:5月24日、6月19日、9月8日、10月25日 計4回
 対 象:小学1年生~小学6年生 計74名

5.「んまつーポス」の今後の予定(県内)
① アリオス キッズルーム・シアター#23 
  んまつーポス・ダンス・ワークショップ
  実施日:2017年9月6日 10:30~11:30
  会 場:いわきアリオス キッズルーム

② んまつーポス 身体表現ワークショップ@浪江町立浪江中学校(仮称)
  主 催:福島大学うつくしまふくしま未来支援センター相双地域支援サテライト
  対 象:中1:1名、中2:3名、中3:5名 計9名
  実施日:2017年9月15日 13:40~15:30
  会 場:浪江町立浪江中学校 仮校舎(福島県二本松市針道堤崎25)
  ※主催:福島大学

■参考:いわきアリオスのこれまでの受賞について
いわきアリオスは、第一次オープン以来、当館の建築、運営などを評価いただき、国内外から8件の賞を受賞しています。
2009年 照明普及賞(主催:社団法人照明学会)
2010年 米国劇場技術者協会建築賞 優秀建築賞(国内3施設目)
     (主催:米国劇場技術者協会)
     北米照明学会 照明賞 優秀賞(主催:北米照明学会)
     国際建築賞2010
     (主催:シカゴ・アテネウム博物館、ヨーロッパ建築アートデザインセンター)
     第51回 BCS賞(建築業協会賞)(主催:社団法人建築業協会)
2013年 第33回 NHK交響楽団 有馬賞(主催:NHK交響楽団)
2014年 平成25年度 地域創造大賞(総務大臣賞)(主催:一般財団法人地域創造)
2014年 平成25年度 文化庁長官表彰(文化芸術創造都市部門)
2014年 第31回福島県建築文化賞 優秀賞
     (主催:福島民報社、福島建設業協会、福島県建築士会、福島県)

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